Ichino Image Factory

「お客様が、宝物として一生大切にしてくれる様な写真を撮影していきたい。」

大分市内の人気写真館にカメラマンとして勤務している頃から、

そんな気持ちを持って撮影に取り組んでいました。

人気店でありますので数えきれない程のお客様を撮影してきました。

赤ちゃん、七五三の子供さん達、成人式、ブライダル、色んな撮影を経験してきました。

その全ての撮影に、いつも精一杯の気持ちで撮影に取り組んでいるつもりでいました。

 

でも、沢山のお客様を撮影していく日々が続き、

ふと自分の目標を忘れがちになっている事に気付きました。

沢山のお客様を、予定通り待ち時間が発生しない様に撮影する為にまるで流れ作業の様に撮影しないといけない日もありました。

 

そんな自分に気付いた時、

私は勤めている写真館を退職し一人のカメラマンとして独立する事を決意しました。

自分の未熟さは自覚しています。決して自信がある訳ではありません。

しかし、一人一人のお客様に丁寧に向き合い、

じっくり心を込めて撮影したいという気持ちが不安を上回ったのです。

 

 

毎日、技術の向上を目指して勉強します。

形に残る写真だけでなく「撮影」という体験自体も楽しかった思い出になる様に楽しく撮影します。

「次もこの人に頼みたい」と、お客様から思っていただける様に常に努力します。

お客様の「忘れたくない大切な一日」を最高の形で写真に残す為に、自分の全てを注ぎ込みます。

 

 

これから先、この決意をずっと忘れず、いつも全力で撮影に取り組んでいきたいと思っています。

 

 

一野祥三郎